統合失調症の症状
統合失調症の症状は大きく「陽性症状」「陰性症状」「認知機能障害」の3つに分けることができます。
統合失調症は、考えや気持ちがまとまらなくなる状態が続く病気です。
そのため行動や気分、人間関係などに様々な影響が出ます。
その原因は脳の機能にあると考えられています。
約100 人に1 人がかかるといわれており、決して珍しい病気ではありません。
早めに治療するほど症状が重くなりにくいといわれているので、早期発見と早期治療が大切です。
統合失調症の症状は大きく「陽性症状」「陰性症状」「認知機能障害」の3つに分けることができます。
統合失調症の治療は、薬物療法が基本です。
抗精神病薬を中心に、睡眠薬、抗不安薬などが処方されます。症状が軽くなってきたからといって、勝手に服薬を止めると再発の危険が高くなりますので、薬の調節については、主治医とよく相談しましょう。
また、デイケアなどでは、運動療法、作業療法、社会生活技能訓練などが行われます。
社会生活や対人スキルを練習したり、低下した意欲を高めたりするためのリハビリテーションも行われています。
なるべく早いうちから、しっかりとした治療を受けていくことは大変重要です。